懐かしくて色褪せないもの

世界が平和であればいいね

火災放置器だったら呑気

 

ラソン大会に行ってきて。そして10km。普段運動をしない自分にとってはかなり負荷の大きい運動になりました。

「じゃあ、何で行くの?」って言われると、単純にやってみたいから。或いは自分の運動不足を再認識するためなのかな。

 

ラソンに行くのは2回目で、今年の5月に初めて出場しました。1回だけでは勿体ないということで今回2度目の出場。

やっぱり10㎞は自分の能力値では足りないことを理解しました。頑張って、頑張って8kmが限度かなと。なので後半の2kmは歩いたり走ったりしながらで完走しました。

今後ハーフマラソンも出場してみたいけど、まだまだ大分先だな~。トレーニングを積まないと。今も身体全体が痛いです。頑張りすぎちゃった。

走ってると、えらくても最後まで走りきらないといけないという「意地」や「根性論」が芽生えてくるから危険だ。私は自分優先でもう途中で歩いちゃったけどね。マラソンで大事なのは自分のペースを持つことだと思います。初心者の私が他のランナーの方と同じペースで走れるわけないから、遅れていても焦らずゆっくり進める泰然さが大事だな~と思いました。ゆっくりゆっくり走ってもいいのであれば私にもできる筈!!速く走りたいとかの理想を持っていると走っていてえらくなってきます。

 

あとびっくりすることがあって。丁度あと2kmか1kmぐらいのときにおじさんがうつ伏せで倒れていて。走っているときにこけたようでかなり出血もしていて。わあどうしようどうしようと焦って焦って。私ともう一人男の方が立ち止まっていて、「どうしたらいいですかね。」と。其の男性の方は携帯電話を持っていたので、「マラソン大会運営者に電話しましょう」としたんですが、ホームページには電話番号がのっておらず……。仕方ないので、其の方に救急車を呼んで頂いて、私は其の儘このことを伝えるために走って運営者のテント迄向かいました。

ラソンしている場合じゃないので、コースを無視してショートカットして直線的に走りました。事情を話して運営の方々に来て頂いて。倒れていた人は腕や顔から出血はしていたんですが意識ははっきりしていて。救急車も到着して、救急隊員の方が処置をしてくれました。

其の儘残っていても特にできることもなさそうだったので、私と男の方はそれから又マラソンに戻って、残りの距離を走りました。

そして歩いたりしながらも完走出来て、先ほど救急車を呼んでくれた男の方に「お疲れさまでした。」と声を掛けたら、「私はもう一周あるんだよ。」と言って其の儘もう一周走りに行きました。

とても良い方だなと思って。とてもゆっくり楽しんで走ってる感じがして。其の方にとってはゆっくり走ることで、他の参加者から遅れているとかの焦りには繋がらないんですね。とても良い姿勢を勉強したな~と思いました。そんな風にmy paceで楽しんで走るという風潮が広がればマラソン人口はもっともっと増えますね。

 

あとマラソンの開催場までは電車で行きました。電車に乗っている時に隣の席の若い男の子が単語帳を取り出して読んでいました。私も触発されて簿記3級の本を取り出して読んで。で其の時に単語帳の言語は「英語」以外だったらいいな~と思って、何の言語を勉強しているのかなとチラッと見たら、其処はやっぱり「英語」でした。フランス語とかロシア語とかだったら何だかわからないけど嬉しくなるのだけれど。

学生時代を過ぎても、自分で新しく勉強を始める人は素敵だなと思うのです。

 

あと漫画のスクリーントーンを買いました。トーンを貼る作業を昔からしてみたくて、そんなに難しくなさそうだったので買っちゃいました。1枚450円くらいするから結構高いですよ。

 

 

 

古本屋さんで数学の本を買いました。算数?かな。


3冊で500円で売ってくれました。安いですね……と思うのは私だけ?

此れも一つの目標なのだけれど、理性的ではなく感情的な数学の漫画を描きたいという夢が昔からあって。誰もが面白くて読めるような数学の漫画を。全然堅苦しくなく。

私は数学は好きだったけど勉強はできなかったから。そんな角度からの書籍が増えればいいな~とほんわか考えています。

 

 

 

 

※マラソン大会出場後の筋肉の痛みは、数日引き摺りそうです。痛くて今は日常生活でも走れないです。無理をした代償は大きかった。

ハーフマラソン出場は未だ到底むりなので10㎞のマラソン大会に2月に一度ずつくらい参加していきます。

 

※書き出すことが大切だと思っていて。考える・悩むという行為は頭の中だけでやっているとすぐcapacity-overになってしまいます。自分のタスクをまず書くようにしています。まとめられた形でなくてもいいから。そうすると物事に対する進捗状態が整理できるので大分楽です。

 

※なだいなださんの著作を読んで……。なだいなださんは北杜夫さんなどと同世代の精神科医著作家です。正常と異常についての考察があったので簡単にまとめます。結構大事な内容だと思って。

正常か異常かという形容は「絶対的」ではなく「相対的」なもの。なのでその判断をする物差しの取り方が重要。其の物差しを社会全体の常識・平均という形で規定していると、全体から逸脱した時の自己を肯定しづらい。(此れが一般に謂う思春期)一方で物差しを自分の性質に根差した取り方で規定しておく方法がある。人間は全て平均からずれているから、自分個人として物差しを持っておく。自分自身の特別な、体重・伸長・趣味・価値観などを基にした物差しを持っておく。成熟するということは、此の「世間」の物差しから「個人」の物差しへ取り換えて行く過程である。

なるほど。なるほど。私も同じようなことを考えたことがあって。人間はきっと生まれてから大人になるまで、世間の価値観とぶつかる時期があって其れを乗り越えなければいけないんです。其処を苦労して乗り越えた人と、最初から何もぶつからなく通り抜けた人ではその後の人生が違うと思うんです。一度そういった経験をしておくと、その後の半生で幾度挫折しても歩き続けられる「復元力」を身に着けていると思うんです。

「復元力」という言葉は何だか茨木のり子さんみたいですね……。

 

※挫折して蛇行して迂遠して進もう!!