懐かしくて色褪せないもの

世界が平和であればいいね

詩の断片

真っ逆さまな高さから、絡まったまま新たな朝が。

人生は総和だと思う。 自分の人間味っていうもののちょっぴりちょっぴりの堆積だと思う。 価値観を刷新する夜を幾度も越すこと。 外側よりも内側が大切で。ああ字義にすると遥かに幼稚だけれど……。 内面的な成長、其れを止めてしまった人々。 此の世界は多次…

全ての世界猫が雨を凌げますように。

本当に真っ新な悲しみを映し出した鏡を私は知らない。 私は君が今迄した行いの裡に一点の曇りも見つめていない。 此の両者は矛盾を含むようで、又明らかにそうでもあるのだけれど、 忘れる前に。 フッと香る君の体臭や、発する嗚咽、 其の全てを余すところな…

”明るさ”のみ?

例え0.00000000000001でもいいから自分が未来へ向かって進んでいるのだと信じたい。 其れは君が信じ切れていないから。 其れだけでいい。 丁度此の数秒の揺らぎだけでいい。其のためだけに例え私が駄目になったとしても。 愛情を信じたいと痛切に思う。 け…

寿限無寿限無を最後まで言えない……。

此の弱い精神をつなぐために、其の生命を原動力として行った行為の帰結は素晴らしい筈なんだ。 ということを日々何処かで感じ取っている。 やらないよりはやった方がよく、けれどそのやったでは不完全だと思う。其の原因に気づいた時から新たに世界は移り変…

自分で自分を肯定するって……不可能かな?

広大な大地は赤々として限りがなく、 蒼穹は悠長に青々と繁っている。 生命の挽歌。 若しも私が百万光年の道のりを歩くとしたら、 たった一つの失敗や成功にくよくよしても仕方がないだろう。 コップの水が零れたからといって、若しくは足りないからといって…

しょうもない詩『蜂蜜と宇宙』

『蜂蜜と宇宙』 私は1秒間に自己の臓器から湧き上がってくる蒸気を見た。その瞬間は目前というよりも、眼球の奥と現象を深宇宙で結んでいたのだ。部屋の色はキャラメル色が溶けて透明な無地が無制限に連なっている。星という岩石の塊が対照の役割を位置して…