懐かしくて色褪せないもの

世界が平和であればいいね

読書日和見主義

 

最近買った本について、書きます。

目下積読

 

この前友達の家の片づけの手伝いに行きました。お願いされたので。

いらないものを捨てたり掃除したりしていたのだけれど、其の際に島崎藤村『夜明け前』を譲って貰いました。昔『破戒』を読んで『夜明け前』は未だ読んでいなかったので喜んで貰いました(^^)

片付けを手伝ってあげる報酬が古本4冊では割に合わないのだけれど、善意でやっていることなので仕方がないですね。

お昼は友達に奢ってもらって、夜ご飯は代わりに私が奢りました。

 

写真の他の本については、この前遠出する機会があったのでその際に古本屋さんによって買いました。東洋文庫も2冊買いました。1冊220円です。東洋文庫はジャンルで言ったら世界各国の紀行文や伝記をまとめた文庫です。内容も深く、色んな国の風土を知るのが楽しいので私は好きなのです。

以前『デルス・ウザーラ』を読みかけだったのだけれど何処にいっちゃったのかな。

 

 後はプラスして面白そうかなと思う本を数冊買いました。

 

 

最近本が全然読めてないな~。

 

 

黒澤明監督の『いきる』を観ました。市役所で旧態依然と働いている中年男性が自分の”生きる意味”を問い直すという内容の映画です。主人公が平凡で其の平凡さは最後まで変わらないのですね。平凡な人間なりの筋の通し方、進み方みたいなものが丁寧に描写されていて伝わりました。映画だと、きっかけ一つで主人公の性質が360°変わったりという展開も多いですが、そうではないんですよね。

一般的な人間が自分の性質の範疇の中で少しずつ変化していく様が描かれています。

観ていて伝わるものがあると思います。

 

最近見直したいと思っている映画は湯浅政明監督の『mind game』とラース・フォン・トリアー監督の『idiots』です。

映画って自分と違う世界を知れるから好き。

 

映画や読書によって自分の精神が支えられている部分がきっと幾たりかあると思います。