懐かしくて色褪せないもの

世界が平和であればいいね

泣きたいぐらい美しくて…美しいぐらい悲しくて…って多分初めてビデオを観た人は思ったと思う

今まで、余計に時間の掛かることや無意味なこと諸々っていうのはよくてギリギリevenで何方かと言えばマイナスだよなって考えていました。

でも寧ろプラスなのかもしれません。何となく、何となく其の可能性を感じました。

例えば一生の人生の中で、本を100冊読んだ人と10冊読んだ人と比べると、100冊読んだ人の方が偉い?みたいな話になるんだけど、私は別に10冊でも1冊でもいいと思うのです。

 

cowboy bebop』の「speak like a child」を観ました。ビデオテープの滅びた未来都市でとっても苦労してビデオテープを再生して、そしたら自分の思い出のビデオだったっていう話です。過去の遺物と化したビデオテープも、ただただ懐かしい思い出の映像も全てが全く洗練されていなくてでもだからこそ訴えかけるのだと思います。

舞台が極度に合理化された未来ですから、人間にとって不合理性の必要が分かりやすいです。多分此のアニメの主題自体が、無駄を削ぎ落していった未来の中で対照的に発散する人間味ってことだと思います。人間がビデオを観る良さが凄く腑に落ちます。

 

映画を観たり本を読んだりっていいなって改めて感じました。好きであることの根本的部分を少し肯定できました。

アナログ的なものに憧れているのかもしれません。 

 

おわり!