本当に真っ新な悲しみを映し出した鏡を私は知らない。
私は君が今迄した行いの裡に一点の曇りも見つめていない。
此の両者は矛盾を含むようで、又明らかにそうでもあるのだけれど、
忘れる前に。
フッと香る君の体臭や、発する嗚咽、
其の全てを余すところなく積極的に創造できぬものか?
不穏な日常を穿つ一本の錐となるだろう。
核心は、汚穢や美徳よりも
自己か他者。
自身の掌で掬ったものが愛おしい。
未来のことを思い描いたら終わりだと思う。
今此の現在さらには一瞬間其れだけで十分で十全ではなかろうか?
自分が起こした行為に関しては、やった傍からサラサラ忘れて行こう。
チャレンジした其の投機だけで十分だから。
私が起こした自己投機の先に、どんな評価や反応が下されようが、そんなこと知っったこっちゃあるか!!
私にはそれが必要だった。
其のことが痛く切なく分かった。
こんな文章、不完全で未解決だけど。