懐かしくて色褪せないもの

世界が平和であればいいね

何かいろいろ

 

とりあえず書こう。何を書いたらいいのかは分からないけど時々はブログを書きたいと思っていて。

 

山登りに行ってきました。

 

軽く見て帰って来ようと思っていたのだけれど、登れる時間が若干有ったので4合目まで登って降りました。途中に熊出没注意の看板があってビビりました。どれ位の頻度で出没するのだろうか?ちょっと怖かったので携帯でビル・エヴァンスの曲をかけながら登りました。今度行くときは鈴を持っていこうかな。

4合目に丸太のベンチがあったので、そこでご飯を食べてもうそれで満足なのでした。魚肉ソーセージと、前の日にスーパーで売れ残っていたパンを食べました。あんまりお腹は減らないんだな、と意外でした。山の清々しさが食欲も吸収してしまうのだろうか。

 

林芙美子の『浮雲』を読みました。新潮社から出ている日本文学全集の一つの林芙美子集をコツコツ読んでいて。凄く男女の世界に生きた人だなと思いました。『浮雲』も女性ではなく男性の方が浮雲だったのですね。移り変わり渡り歩く生活の中で、其のために一本の確固とした哲学を蔵している人間。林芙美子さんは無数の日常を生き抜く貫徹した精神を持っていたのだと思います。芯が強いだけではなく、独自の思想を定立しようと試行錯誤をしてきたのだなと感じられます。だから一方でnaiveでもあって。とても若若しい知識欲や抵抗心を失わずに。人間味の強い小説です。

あと多分とても勉強家な方なんですね。

見習わなくちゃ。