懐かしくて色褪せないもの

世界が平和であればいいね

『茶の味』と三角形の合同条件

其れは『茶の味』であったか。

在り来たりで当たり前で代り映えしない日常を切り取った瞬間こそ芸術であるのです。普段発する言葉・影・二の腕さえもが、芸術となって止まないのです。

 

「なんでなの~なんでなの~なんであなたは三角定規なの~」

 

日常の内側にザクザクっとsubcultureを盛り込んだ映画、其れが『茶の味』です。

監督は石井克人さんらしいです。他にも『鮫肌男と桃尻女』や『PARTY7』を作っている監督で、私は二つとも見ていないので又観てみたいな~と思います。機会があれば。

 

ということで三角形の合同条件の話に移りますが、三角形の合同条件をやるのならば四角形も考えたいと思うのが人情ではないでしょうか?だからその前に「合同」の定義をきちんとしておいた方が良いと思います。

「合同」な図形であるとは、対応する辺と角が全て等しいこととする。この位でしょうか…。

因みに四角形の合同条件は、未だ分かっていないので書けません。多分対角線を引いた方が良いのと、結構複雑になることを予期しています。

 

三角形の合同条件が何故そうなるのか考えます。

要は其の条件に由って描くことのできる三角形が唯一であればいいのです。其れならばその三角形は合同なもの以外にあり得ませんから。

「二辺とその間の角がそれぞれ等しい」ならば残りの一辺も自ずと一択に絞られます。

「一辺とその両端の角がそれぞれ等しいならば」残りの二辺の引き方は此れしか方法がありません。

 

最後に「三辺が全て等しい」が一番イメージし辛いと思うんですが、……こんな風に考えればいいと思います。一本の細長い金属棒を用意して、其れを指定された長さの三辺に分けるために、二箇所チョコチョコっと区切りを入れます。この区切りを基に棒を折り曲げて三角形の概形を形作るのです。そうすれば作図できる三角形は一通りしかないのかな…と思います。

何ともチャランポランな文章になりましたが、……これにて終わります。

 

 

「なんでなの~なんでなの~なんであなたは三角定規なの~。」

 

「其れはきっと、三角が一番純粋な図形だからなんだ。」